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なんちゃって陸マイラーのSFC修行

ANAマイルを年間50万以上を手抜きで獲得する陸マイラーのブログ

ANAカードで還元率2%超を実現する方法

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 こんにちは、AMFです。以前に書いたことがありますが、メインカードはANA VISA プレミアムプラチナカードでした。50,000PPを突破してSFC申し込み資格を取ってからも、なんとなく切り替えを先延ばしにしていたら、プラチナカードの年会費を払う時期になってしまい、あと一年はバカ高の年会費を覚悟したのですが、先月末にダメ元でサービスデスクに尋ねてみたら、いまなら大丈夫だと言われたので、急遽SFCゴールドにクラスダウンすることになりました。

 

ランク変更時のポイントの取扱い

 そうすると問題はポイントの交換で、プラチナだと1ポイント→15マイルに交換できるのに対して、ワイドゴールド(以下ゴールドと省略)は1ポイント→10マイルです。いま持っているポイントがどうなるのかを確認しようと尋ねてみました。

 

 私:「いま持っているポイントはどうなりますか?」

デスク:「切り替え後のカードに引き継がれます。」

私:「そのポイントは1ポイントが何マイルに交換になりますか?」

デスク:「ゴールドの基準の10ポイントになります。」

 

…そりゃそうですよね。

 

あれ?

 

私:「そうすると、もしのちのち私がまたプラチナに戻るとしたら、そのときにゴールドカードで貯めたポイントをプラチナに引き継いだら、1ポイント15マイルで交換できるんでしょうか?」

デスク:「はい、プラチナの基準の15マイルです。」

私:「・・・」

 

は、はよ言わんか〜〜っ!!!

 

 なんと今のレギュレーションでは、ゴールドで貯めておいてプラチナに切り替えてからマイルに交換すれば、1.5倍になるらしいですよ!! しかも、プラチナにはステージボーナスがないのに対して、ゴールドはそれもあるので、プラチナを持ち続けるよりも両者を渡り歩いたほうがが還元率がアップするという事実!!さらに言うと、この1.5倍は、直接ANAマイルに交換できる、ソラチカルートを圧迫しないものですからなおさら嬉しい話です。

 

 うーん、そんなうまい話あるんでしょうか… デスクさんにもう一度確認したんですが、お答えはやっぱり同じだったので、そうだという仮定で話を進めます。皆さんもし実践されるならば、皆さんも直接サービスデスクにお尋ねになることをお勧めします。(2016年11月5日追記:コメント欄で id:ogatacycle様からも同様の回答を得られた旨コメントを頂きました。)

 

 ・・・と、すごく美味しい話のような書きかたをしてきましたが、実際にはプラチナの審査という関門があり、通ったとしても所持している間は目ん玉飛び出るような年会費がかかりますので、ここは一丁計算してみましょう。

 

渡り歩きモデルと、ゴールドのみ保有、プラチナのみ保有の場合の総獲得マイルの比較

 ゴールドカードで獲得したポイントの有効期限は3年ですから、その直前にプラチナカードに切り替えてマイル移行を開始し、1年経ったらゴールドカードに戻る・・・

 

 モデルとして、ゴールドカードを2年10ヶ月保有後にプラチナカードに切り替えて、その11ヶ月後にまたゴールドカードに戻るという45ヶ月サイクルを考え、それを同期間ゴールドカードのみ、プラチナカードのみを保有した場合とを検討します。*1

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 計算式がややこしくなるので、結論を先に書きますと、45ヶ月間で獲得できるマイルは、年間決済額300万円(毎月25万円)の場合は以下のようになります。

 

年間300万円決済によるマイル継続時プレゼントマイル総獲得マイル年会費
ゴールドのみ 192,690 7,500 200,190 38,475円
渡り歩きモデル 241,589 14,000 255,589 117,180円
プラチナのみ 218,869 37,500 256,369 324,000円

 

年間決済額480万円(毎月40万円)の場合は、

 

年間480万円決済によるマイル継続時プレゼントマイル総獲得マイル年会費
ゴールドのみ 308,304 7,500 315,804 38,475円
渡り歩きモデル 386,543 14,000 400,543 117,180円
プラチナのみ 350,190 37,500 387,690 324,000円

 

以上のようになりました。なお、ボーナスポイントはソラチカルートを経由してマイル化するものとして計算してあります。また、ゴールド、プラチナのみの場合の継続時プレゼントマイルと年会費は、1年分を分割して45ヶ月分に按分計算しています。

 

 ここで年間300万円決済の場合の表を見ると、渡り歩きモデルの場合に決済によって獲得するマイルは 241,589マイルとなっており、45ヶ月間の決済額は 25万円×45ヶ月 = 1125万円で、還元率は2.14746%となります。ダイナースプレミアムカードも完敗の高還元率です。

 

 渡り歩きモデルの年会費は表中に書いたように117,180円です。45ヶ月間で比較した場合、ゴールドのみ保有の場合と渡り歩きモデルの場合の年会費の差額は78,705円です。この差額でより多く得られるマイルを買うようなイメージになります。年間決済300万円の場合は、総獲得マイルの差額55,399マイルを得るのでマイル単価1.42円に、年間決済480万円の場合は、84,739マイルを得るのでマイル単価0.93円になります。渡り歩きモデルの場合、プラチナ保有期間は世界中のラウンジを使えるプライオリティパスを無料でもらえること、ANAのサイトで航空券・旅行商品を購入した場合のANAマイルプラスが2倍になる(100円で2マイル)こと、コンシェルジュサービスが使えるなど、様々なメリットもあります。

 

 ただしいい話ばかりではなくて、渡り歩きプランの最大の難点は「3年近くポイントをマイルに交換できない」ことです。いつでも移行手数料無料というゴールドのメリットは享受できません。そしてカード切り替えに係る手間の問題があります。それでも相当な量のマイル、それもソラチカルートを経由させないですむマイルを1マイル1円未満で獲得できるとなると、考えちゃいますね。しかもこのプランは、ゴールドの期間にうまいこと3年近くポイントを移行せずに済んだ場合に、そのときになってから貯まっているポイントを見て、それが8万円近くを追加負担してでも1ポイント15マイルに移行するほうが得かどうかをよく考えて、得だと思えばプラチナ審査に挑戦!と考えればいいだけの話なので、そうなったらちょっと考えてみるといいと思います。

 ただ、今後レギュレーションが変わるかもしれませんし、実行するならばその前にサービスデスクに確認したほうがいいと思います。

 

 

 

 計算の手順

 まず、ゴールドカードを所持している場合のポイントを計算する式を考えますが、まずは前年度の決済額が300万円以上である場合について計算を進めていき、前年度の決済額が300万円未満の場合については、最後に補足します。

  • 通常ポイント: [決済額]×1/1000 (1000円毎に1ポイント)×10 (1ポイントが10マイルになる) = [決済額]×0.01
  • ステージボーナスポイント: [決済額]×1/100000×60 (10万円ごとに60ポイント)×4.95 (Gポイントに移行)×0.9 (ソラチカルートでマイルに移行) = [決済額]×0.002673
  • リボ払いボーナスポイント: [決済額]×1/1000 (1000円毎に1ポイント)×4.95 (Gポイントに移行)×0.9 (ソラチカルートでマイルに移行) = [決済額]×0.004455

 以上を計算すると、

  • [決済額]×0.01 + [決済額]×0.002673 + [決済額]×0.004455 =[決済額]×0.017128 = [決済額]×1.7128%

になります。これが「ワイドゴールドカード最強の還元率1.71」の正体ですね。

 

 さて、先の45ヶ月モデルではどうなるでしょう?最初の34ヶ月は、通常ポイントは後日にプラチナカードに切り替えてから15マイルのレートで交換するので、[決済額] x 1/1000×15 = [決済額]×0.015となり、ステージボーナスポイントとリボ払いボーナスポイントは通常のゴールドの計算になりますから、先ほどの式の第一項だけを入れ替えてやると、

  • [決済額]×0.015 + [決済額]×0.002673 + [決済額]×0.004455 = [決済額]×0.022128 = [決済額]×2.2128%

となります。そしてプラチナに切り替えた後の11ヶ月は、ステージボーナスポイントがありませんので、

  • [決済額]×0.015 + [決済額]×0.004455 = [決済額]×0.019455 = [決済額]×1.9455%

となります。

 

 もし前年度の決済額が100万円以上300万円未満であれば、ステージボーナスポイントが10万円あたり30に減らされるので、[決済額]×1/100000×30 (10万円ごとに30ポイント)×4.95 (Gポイントに移行)×0.9 (ソラチカルートでマイルに移行) = [決済額]×0.13365 となり、

  • [決済額]×0.01 + [決済額]×0.0013365 + [決済額]×0.004455 = [決済額]×1.57915

になります。これに伴って、渡り歩きプランの場合の最初の34ヶ月間の付与マイルは、

  • [決済額]×0.015 + [決済額]×0.0013365 + [決済額]×0.004455 = [決済額]×0.0207915 = [決済額]×2.07915%

となります。

 

最終的な計算結果一覧を示します。

年間決済10万円決済によるマイル継続時プレゼントマイル総獲得マイル年会費
ゴールドのみ 71,062 7,500 78,562 38475円
渡り歩きモデル 92,092 14,000 106,092 117180円
プラチナのみ 87,548 37,500 125,048 324000円
 
年間決済15万円決済によるマイル継続時プレゼントマイル総獲得マイル年会費
ゴールドのみ 106,593 7,500 114,093 38475円
渡り歩きモデル 138,137 14,000 152,137 117180円
プラチナのみ 131,321 37,500 168,821 324000円
 
年間決済20万円決済によるマイル継続時プレゼントマイル総獲得マイル年会費
ゴールドのみ 142,124 7,500 149,624 38475円
渡り歩きモデル 184,183 14,000 198,183 117180円
プラチナのみ 175,095 37,500 212,595 324000円
 
年間決済25万円決済によるマイル継続時プレゼントマイル総獲得マイル年会費
ゴールドのみ 192,690 7,500 200,190 38475円
渡り歩きモデル 241,589 14,000 255,589 117180円
プラチナのみ 218,869 37,500 256,369 324000円
 
年間決済30万円決済によるマイル継続時プレゼントマイル総獲得マイル年会費
ゴールドのみ 231,228 7,500 238,728 38475円
渡り歩きモデル 289,907 14,000 303,907 117180円
プラチナのみ 262,643 37,500 300,143 324000円
 
年間決済35万円決済によるマイル継続時プレゼントマイル総獲得マイル年会費
ゴールドのみ 269,766 7,500 277,266 38475円
渡り歩きモデル 338,225 14,000 352,225 117180円
プラチナのみ 306,416 37,500 343,916 324000円
 
年間決済40万円決済によるマイル継続時プレゼントマイル総獲得マイル年会費
ゴールドのみ 308,304 7,500 315,804 38475円
渡り歩きモデル 386,543 14,000 400,543 117180円
プラチナのみ 350,190 37,500 387,690 324000円

 

*1:ゴールド→プラチナの移行時にはポイント失効を予防するため2ヶ月の余裕を、プラチナ→ゴールドの移行時にはポイントはそこまで慌てる事情はないが念のため1ヶ月の余裕を見てこのように設定しました。

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